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技術・設計・その他調査
建設コンサルタント業務の紹介
社会の基盤をデザインする:建設コンサルタントの役割と当社の業務領域
1. 主要業務カテゴリと価値:測量から点検、最新技術の活用までを分類。
2. 実績が語る信頼の裏付け:官公庁・民間大手との継続的なパートナーシップを分析。
3. 選ばれる3つの強み:地域特有のリスクへの精通とDX推進、一貫体制の強みを解説。
4. 未来への提言:安全な地域社会を実現するための具体的な一歩。
5. 結び:より安全な社会の実現にむけて。
※業務領域参考図
1. はじめに:インフラの未来を支えるパートナーとして
私たちが日々利用する道路、豊かな実りをもたらす農業用ため池、そして暮らしを守る堤防。これらのインフラは、社会という巨大なシステムの基盤です。しかし、インフラは「造って終わり」ではありません。経年劣化、気候変動による災害リスク、そして社会構造の変化に対応し、常に最適化し続ける必要があります。
建設コンサルタントは、単なる「図面作成者」ではありません。地域の地勢や気象を熟知し、高度な技術で未来の安全を設計する「技術的パートナー」です。本レポートでは、当社の豊富な実績に基づき、私たちがどのように地域の課題を解決し、価値を創造しているのかを詳らかにします。
インフラの「街の主治医」として
建設コンサルタントの役割を分かりやすく表現するなら、それは「街の主治医」、あるいはインフラの「トータルヘルスケアマネージャー」です。
医師が診察(調査・測量)によって病状を特定し、治療方針(解析・設計)を立て、術後の経過(維持管理・ICT管理)を追うように、私たちはインフラのライフサイクルすべてに責任を持ちます。データの「可視化」から「具体策の提示」まで、専門知識を駆使して地域の健康を守ることが私たちの使命です。
2. 当社が提供する主要な業務カテゴリとその価値
当社の強みは、プロジェクトの初期段階から完成後の運用・保守までを一気通貫でサポートできる多角的な技術力にあります。
① 測量・調査(現状の可視化と診断)
すべてのプロジェクトの起点となる「精密な現状把握」を行います。
• 主な内容:地上測量、基準点測量、水準測量、流量観測。
• 提供価値:特にUAV(ドローン)を用いた3次元測量は、広範囲な地形を短時間でデジタル資産化し、精緻な解析の土台を提供します。
② 設計業務(解決策の具現化)
地域の安全を第一に、安全性・経済性・環境性を両立させた設計を提供します。
• 主な内容:道路改良、河川護岸、砂防堰堤、下水道管渠、そして「ため池」のトータルソリューション。
• 提供価値:単なる設計にとどまらず、ため池の劣化評価から改修設計、あるいは安全な廃止設計まで、施設のライフサイクル全体を考慮した提案を行います。
③ 維持管理・点検(インフラの長寿命化と資産管理)
既存のインフラ資産を次世代へ引き継ぐための「検診とメンテナンス」を行います。
• 主な内容:橋梁定期点検、地すべり防止施設点検、下水道GIS(地図情報システム)の運用保守。
• 提供価値:劣化を早期発見し、予防保全に繋げることで管理コストの最適化を実現します。
④ 専門コンサルティング・申請支援(プロジェクトの完遂)
複雑な法的手続きや災害時における技術的支援を行います。
• 主な内容:開発許可申請、ため池ハザードマップ作成、災害査定支援。
• 提供価値:災害発生時の迅速な復旧測量設計や、ため池の浸水シミュレーションを通じた防災計画の策定により、住民の安全を守る行政サービスを後押しします。
3. 実績データから見る対応領域と信頼の裏付け
過去5年間抜粋でも290件を超える実績データは、当社に対するクライアントの「信頼の証」です。
公共インフラにおける「長期的な信頼関係」
和歌山県(各振興局)、紀の川市、岩出市、有田川町などの自治体から、長年にわたり継続受注をいただいています。
• 長期パートナーシップの象徴:下水道GISメンテナンス業務は、毎年継続して受注しており、地域インフラのデジタル基盤を長年守り続けています。
民間企業の厳しい基準に応える技術力
大手メーカーやゼネコンの厳しい要求精度にも応え続けています。
工場内のタンク不等沈下測定を毎年受託。産業施設の安全稼働を支えるミリ単位の高精度測量は、当社の技術的信頼の指標です。
工事測量を通じ、大規模建設プロジェクトの技術支援を継続的に行っています。
・先進技術(UAV・ICT)の活用
伝統的な技術に加え、最新のDXソリューションを標準化しています。
• ICT施工管理:ICT施工出来形管理では、3次元設計データの作成から出来形管理までを完遂。i-Construction(アイ・コンストラクション)基準に対応した次世代の施工管理を実現しています。
業務種別対応マトリクス
当社の全方位的な対応力を可視化した表です。
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業務分野
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測量・調査
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設計・計画
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点検・診断
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維持管理・GIS保守
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道路・橋梁
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河川・砂防
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ため池・農地
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下水道・水路
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民間・開発
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4. なぜ当社が選ばれるのか:クライアントに提供する「3つの強み」
① 「診察から手術、アフターケアまで」の一貫体制
測量・調査(診察)から設計(手術)、そしてICTによる出来形管理(アフターケア)まで自社で完結できます。
• So What?(だから何?):フェーズ間の情報欠落を防ぐだけでなく、緊急を要する災害復旧設計において圧倒的なスピードを実現し、地域の復興を加速させます。
② 地域特有のリスクに特化した「トータルソリューション」
和歌山特有の地形・気象リスクを熟知しており、特に「ため池」に関しては、調査・劣化評価からハザードマップ作成、改修設計、廃止工事まで、「全工程を完遂できる専門性」を保有しています。
• So What?(だから何?):断片的な提案ではなく、その地域・施設にとって最も安全で低コストな「将来像」を選択肢として提示できます。
③ 「紙の記録」を「デジタル資産」へ変えるDX力
図面や写真のデータ化やWeb GISの運用を通じて、クライアントの管理コスト削減に寄与します。
• So What?(だから何?):単にデータを入力するのではなく、維持管理に役立つ「インフラ資産管理(アセットマネジメント)」の基盤を構築し、行政運営や企業経営の効率化を支援します。
5. 結び:より安全で豊かな地域社会の実現に向けて
建設コンサルタントが提供する技術は、その先にいる「市民の安全な日常」や「企業の持続的な操業」を支えるためにあります。
当社は、最新のUAV測量やICT施工技術を駆使しながらも、地域に根ざした「街の主治医」としての温かみある対話を大切にしています。
• 老朽化対策:管理している橋梁やため池の寿命を延ばしたい。
• 防災・減災:最新のハザードマップで地域のリスクを正確に把握したい。
• 迅速な復旧:災害による被害を、最短期間で元の姿に戻したい。
• 資産の有効活用:土地開発やDX化を、専門家として一括サポートしてほしい。
どのような課題でも、まずは私たちにお聞かせください。専門用語を介さないスムーズな対話を通じて、皆様の課題を整理し、最適な解決策をご提案します。
「まずは課題の棚卸しから」皆様の技術的パートナーとして、共に歩めることを心よりお待ちしております。

